<< (続)花火の余韻について | main | ベトナムヌードルー異国で食べていくこと >>
2015.08.02 Sunday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2009.08.26 Wednesday

中森明菜さんについて考える

 

デビュー27年目と紹介されてNHK「SONGS」に登場した中森明菜さんは、80年代、時代の頂点に立ったオーラを再確認させるには十分な存在感を醸し出していた。

軽いカールのかかった髪形に、少し目元を強調したマスカラとルージュの口紅は、小柳ルミコさんを思わせるような艶を残す。、サバトに赴く魔女を思わせる黒づくめのワンピースに70年代のフォークシンガーのようなストイックさに、少しやせた頬が大人の女性を明確に表現していた。1つの静謐なタブローを眺めるようだった。

最近の活動は、歌姫と称して、歌謡曲、ポップスのカバーをこなしているのだが、どの楽曲も、絶頂期から衰えない歌いっぷりとともに、大人の抑制が効いていて、なるほどスターとはこのようなものかと感心した。

特筆すべきなのは、彼女のハスキーボイスである。もはや歌う歌の内容が何であっても、中森明菜の完成した歌唱となってしまう。

一青窈さんのことを、歌う顔がヌードな表情であると、賛美するならば、44歳になった中森明菜さんについては、どんな歌でもハスキーボイスでこなせる人間ジュークボックスのようだったと絶賛することができる。つまりは、どんな歌であっても、中森明菜さん風に見事に表現されるのだ。

昨今は、音源ソフトに歌を歌わせて、youtubeに、アップロードされた歌をよくみかけるのだが、もはや中森明菜さんのハスキーボイスには、音源ソフトのように完成されたような極みをみる。

なぜNHKの「SONGS」は、往年のアイドルを次から次へと登場させるのかと考えると、僕らのような往年のファンを懐かしせるだけではなくて、2000年以降、アイドルがいなくなってしまったからではないかと思う。

そして、アイドルを卒業した彼女らも、ちゃんと、自らの意志決定をもって、それぞれの音楽活動をしている姿を確認するのも、悦びと思うのだ。


にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村
2015.08.02 Sunday

スポンサーサイト

コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>
PR
Selected Entries
Categories
Archives
Recent Comment
Links
Profile
Search this site.
Others
Mobile
qrcode
Powered by
30days Album
無料ブログ作成サービス JUGEM