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2015.08.02 Sunday

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2010.02.13 Saturday

内田樹氏 友愛とブリコラージュ

 雑誌「ENGINE」で内田樹氏が著作の「辺境論」についてインタビューを受けていた。

内田氏は精力的な執筆で著作は多く、独自の語りで幅広い評論を展開している。
上述の著作は、ちょっと読んでみたのだが、日本がグローバルスタンダードを確立しえない
本質論を語っているように感じた。ただ、内田氏の持論展開には、橋本治氏に共通するような
易しそうで理解しにくいレトリックもあってか、深いところはまだくみ取れていない。

ENIGINEでは、写真家にうまく撮ってもらったようで、かっこよいポートレートが載っていて、
同誌の編集長の鈴木氏からインタビューの展開で鳩山首相の友愛論について言及しているのだが
こちらのほうがおもしろかった。

内田氏は、友愛論とは、市場主義と格差社会の結果として、持つものと、もたざるものに二極化した社会の反動として現れた旨の主張をしている。

市場原理ではバランスのとれなかくなった富の分配を持つものからの施しが友愛というべきらしいのだ。

確かにそのような施しはあってしかるべきなのだが、内田氏によれば、社会はますます、ポスト市場主義の失われた20年が続くようだ。

内田氏は、また、これからの時代はブリコラージュ(レヴィ・ストロース)であるべきだと説く。つまりは、何か新しいもの(SomethingNew)が常に正しいというのはもうやめて、ありあわせのもので、なんとかやって過ごしていくことにほかならないと。。

全くの個人的趣味での言及にしか過ぎないが、私は、デジカメ時代のいくつかの新しいレンズマウントのフォーマットによって、ごみになってしまっていた銀塩時代のレンズを使いまわせるようになったことに、ブリコラージュの悦びと可能性を感じる。資源の活用と新たな悦びである。

資源とは最初から絶対的に資源であったのではなく、人間との相対的関係で始めて資源となるのだ。たとえばガソリンが爆発しやすい危険な油であったのが、エンジン機構の発明で資源となったように。


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